社内恋愛で相手との関係が深まるにつれ、それを妨げる上司が現れます。
上司はなぜ、社内恋愛を妨げようとするのでしょうか？
「好きな人と仲良くしていたいのに、どうして邪魔するんだ。」
と思ったことはありませんか？
私は、思ったことがあります。
仕事は真面目に頑張っている
好きな人と話すのは、休憩時間だけにしている
他の社員は、仕事中にお喋りばかりしたり、
ダラダラさぼっているじゃないか・・・
それなのに、なぜ上司は社内恋愛の妨げをするんだ？
それは、目をつけられているからです。
社内恋愛自体は、悪いことではありません。
しかし、社内恋愛が及ぼすネガティブな影響を会社が嫌うことがあります。
そんな環境で、
どのように社内恋愛を進め、
会社での人間関係を築けばいいのでしょうか？
実際に私が関わってきた上司との経験をもとに、記事を書き進めて行きます。
会社側が懸念するネガティブな影響
公私混同する可能性があると懸念されています。
・恋人間で会社の上下関係になる時に適格な評価ができない
・恋人同士が喧嘩をして職場の空気が悪くなる
・休みを合わせて取る
などです。
しかし、恋人が身近にいるからこそ、より一層仕事を頑張り成果を出せる。
という考えもあるでしょう。
少なくとも、私はそう思っていました。
社内恋愛において、気を付けるべきことに関する関連記事もご覧ください。
上司個人の思い
上司個人の思いは、会社の考えと異なることがあります。
会社での自分の立場から、仕事への影響を優先し、妨げる上司がいます。
また逆に自分が育ててきた良く知った2人が恋仲になったことを「お似合い」だと喜んでくれる上司もいるでしょう。
妨げる上司の特徴
「社内恋愛したら、異動させる」という暗黙のルールに従う上司は、目を凝らしながらそんな対象がいないかを気にしながら観察しています。
目をつけると、自分自身で様子を探ります。
急に会話量が増えたり、直接「付き合ってるの？」と何気なく聞かれることもあるかもしれません。
社内の噂から情報を得ます。
社内である程度の立場になると、情報網を広く持っているからです。
自分の観察と周りからの情報次第では、それらしい理由をつけて異動を命じられるかもしれません。
応援する上司の特徴
仕事に対するリスクも含まて、大きな器を持った上司は、部下の恋愛を応援してくれます。
素直に交際を喜んでくれたり、一緒に遊びに連れて行ってくれたり、時には2人のことを茶化すように接したりもします。
まさに理想の上司であり、こんな人は実際にいます。
微笑ましい環境を想像してしまいますが、あくまで会社は仕事が優先です。
上司との深い人間関係が築けていない限り、難しいといえます。
社内恋愛はどう思われているか？
立場で関わり方は変わる
会社にはそれぞれ立場があり、関係性は様々です。
人事権を持つ役員
尊敬する親しい上司
苦手な同僚
友だちのような同期
可愛がっている部下
社内恋愛をする以上、その人の人柄や関係性だけでなくその人の会社での立場によって関わり方は考えなければなりません。
つまり、慎重にするということです。
先輩カップルを参考に
自分たちよりも先に、社内恋愛をした先輩カップルがいたら参考にしましょう。
周りに関係性を打ち明けていたか？
打ち明けていたなら、周りへの影響や関わり方はどうだったか？
会社の雰囲気によって、社内恋愛に対する考え方は違いますので、先に経験している人を参考にしましょう。
何なら、社長が社内恋愛の会社もあるでしょう。
夫婦で経営をしている会社もめずらしくありません。
そんな会社が社内恋愛にネガティブなのは、おかしいですね。
自分の部下が社内恋愛していたら？
想像してみてください。
あなたに複数の部下がいて、そのうちの2人が恋愛をしていたら・・・
同じような悩みを抱えているかもしれません。
先輩として、ぜひ応援してあげてください。
上司にしてほしかったことを部下にしてあげましょう。
されて嫌だったことは、もちろんしてはいけませんね。
部下が社内恋愛しているなら自分の経験をもとに応援してあげましょう。
そして、仕事に悪影響を及ぼすと感じたなら、アドバイスしてあげましょう。
恋愛と仕事の複雑な関係
会社が社内恋愛に対して、ネガティブな考えであるなら、出来る限り隠す方がいいでしょう。
本人の意志や行いとは無関係に、社内恋愛をしているというただそれだけの理由で異動の対象になる可能性があります。
恋人と一緒に仕事をしたいなら、隠しましょう。
私の同僚には、社内恋愛を結婚の報告をする時まで、隠し通した人がいます。
恋人との時間を長く一緒に過ごせたことになりますね。
恋人と相談し、どちらか選びましょう。
1つ目は、異動になるリスクはあるが、付き合っていることは周りには隠したくない。
一緒に過ごせる時間が短くなっても、恋人としての関係を隠さず、堂々としていたい。
2つ目は、少しでも一緒に過ごせる時間を優先し、そのために恋人でない普通の同僚のフリをする。
仕事と恋愛の複雑な関係をよく考えて2人でストレスのない会社生活にしましょう。
私の経験から社内恋愛中の人へ
私自身、毎日一緒に仕事をしていた同僚に恋をし、社内恋愛していました。
先輩カップルが人事異動になったことを知っていたので、周りの人には隠していました。
仕事は、人よりも頑張っていたつもりです。
仕事中に恋人といちゃついて迷惑をかけるようなことをしてはいません。
それでも、恋人は人事異動になりました。
元々、人事異動が頻繁にある会社でした。
社内恋愛が異動のきっかけになったのか今となってはわかりません。
ただ、特定の人を「好きという空気」は発していたかもしれません。
分かる人には分かってしまったのでしょう。
恋人と、普通の同僚と同じフリをするということはストレスに感じることもあります。
しかし、もしあなたの会社に社内恋愛を妨げる上司がいるなら、注意が必要です。
「仕事を一生懸命しながら、恋愛も楽しむ」
そんな会社生活を送れるように、気をつけてください。
会社の環境を把握し、同僚とも良好な関係を築きながら、社内恋愛を楽しみましょう。
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