愛のない下手な恋の駆け引きは、はっきり言って相手にバレています。
バレているだけならまだいいですが、
それをストレスに感じ、恋愛に発展するどころか嫌われてしまう可能性があります。
下手な恋の駆け引きは、楽しむどころか疲れてしまいます。
自分にも、相手にもストレスを与えてしまいます。
相手に自分を好きになってほしいという自分本位な気持ちが強すぎると、上手な恋の駆け引きはできません。
そんな駆け引きならしない方がマシ。
自分に正直な恋愛をしましょう。
そもそも、恋の駆け引きは恋愛を楽しむためにするものです。
するなら、好きな人を笑顔にさせましょう。
予想以上の感動を与え、好きな人を喜ばせることが出来れば、次第に自分に好意を持ってくれるでしょう。
恋の駆け引きとは
私の考える「恋の駆け引き」とは、相手の「普通」という心理を利用し、
自身の働きかけによって、「普通」以上の想像と違う感情と感動を導き出すことです。
本来「駆け引き」とは、自分が有益な結果をもたらすために行うものです。
しかし、恋愛には相手がいます。
そして、その相手とは1回の駆け引きだけでなく、長く恋愛を楽しみたいと思うはずです。
それなら、自分だけが有利になるものではなく、相手を思いお互いにとって良い結果になるように心がけましょう。
下手な恋の駆け引き
下手な恋の駆け引きとは、相手にこうなってほしいという気持ちが強すぎる自分本位な行いです。
すでに自分に好意を持ってくれている人にのみ有効なことはあります。
つまり、関係性を正確に理解していないと、この駆け引きはただのストレスになる。ということです。
LINEの返事が遅い
LINEの返事が遅いことで、
「相手は何をしているのかな?」と思わせたい。
また、自分のことを考えている時間を長くしたい。という考えからわざとLINEの返事を遅くするのが良いと考える人がいます。
好意がない人からLINEの返事が遅くても気にしません。
むしろ、LINEとは、自分の都合の良い時に返事が出来ることが良いのです。
仲良くなる前から、こんなことをしていると
LINEのテンポが合わない
特にLINEしたくないのかな?
と思われてしまいます。
また、もたもたしている間に、ライバルはガンガンLINEでやり取りしているかもしれませんね。
LINEの返事は、普段の生活の中で無理のない程度で、出来る限り早く返事するに越したことはありません。
他の異性から好意を持たれていることをアピール
他の異性から好意を持たれていることがわかると、確かに焦りますし、ヤキモチをやくかもしれません。
しかし、これもまた自分に好意を持っている人に限ってのみ有効です。
自ら他の異性に好意を持たれているということを伝えるのは、難しいです。
ただのモテアピールになってしまう可能性があるからです。
唯一例外があるとしたら、好きな人が他の人からあなたのモテている話、または良い評判を聞いた時です。
自分に好意を持っている人は、モテている
他の人と付き合うかも・・・
と思わせることが出来るからです。
そのためには、普段からの人間関係に気をつけ、自分磨きに努めましょう。
冷たい態度
好きだけど、あえて冷たい態度をとる
少女漫画に出てきそうな映像が頭に浮かびます。
冷たい態度の異性に魅力を感じるのではありません。
ミステリアスな雰囲気、冷静で知的な態度に興味を持つのです。
ただ冷たいだけの態度をとってしまうと、仲良くなる気がないのかな?と思われかねませんので辞めましょう。
怒っているかのような態度
たとえ好きな人であっても、自分の考えをはっきり伝えることができる。
また、好きな人だから何でも許すのではなく、万一間違ったことをしていたら指摘ができる堂々とした人と、ただ自分の持論から主張が強い、まるで怒っているかのような態度をとる人とは全く違います。
魅力のある男らしさとは、大きな声で持論を主張することではなく
必要な時に、正しいことを思いやりを持ってはっきりと表現できる人です。
自己犠牲
自分は、好きな人のためにこんなに努力している。
または、辛い思いをしている。こんなに好きなのに・・・
と自己犠牲を想像させるような過度な愛情表現は、相手にとってストレスでしかありません。
恋愛は楽しむものです。
好きという気持ちを表現したいなら、相手に「好意を持ってくれてありがとう」と健やかな気持ちで受け入れてもらえるような表現をして下さい。
上手な駆け引き
上手な恋の駆け引きとは、相手を笑顔にし喜ばせることで自分に好意を持ってもらう相手の気持ちを考慮した行いのことです。
これから仲良くなりたい相手
すでにいい感じの相手
すでに恋人関係にある相手
関係性によって変わります。
ギャップを見せる
普段は無口だけど、たまに見せるとびきりの笑顔
真面目なイメージだけど、バカにもなれる人
1人が好きなように思えて、実は人情深い
他人に興味がないようで、好きな人にだけは特別優しい
恋愛におけるギャップとは、つまりトキメキです。
ギャップを伴うトキメキで、相手はあなたに興味を持ってくれることでしょう。
上手に褒める
褒めることで、相手を認めていると伝えることが出来ます。
しかし、ただ普通に褒めるだけでは、本当の笑顔は引き出せません。
男性は、成果を褒められることに喜びを感じ
女性は、成果よりも頑張った過程を褒められることに喜びを感じます。
きっかけがあれば、そのことを踏まえた上で上手に褒めましょう。
弱みを見せる
自分の弱みを見せるということも、親しい中になるためには有効です。
普通に分け隔てなく付き合いたい人には、わざわざ自分の弱みなど見せません。
また、自分の弱みなど、あまり人に話さないようなことを伝えることでまるで秘密を共有したかのような気持ちになります。
完璧を演じるよりも、弱みを見せることで親しみがわき、関係性が深まるでしょう。
どんな恋愛をしたいかで、駆け引きは変わる
あなたは、どんな恋愛をしたいのか?
とにかくモテたい
恋愛経験を積みたい
女性の心理を学びたい
と考えているなら、積極的に恋の駆け引きを楽しみましょう。
失敗しても構いません。
女性と関わる経験を増やすことで、どんなことで女性が喜び、好感を持ってくれるのか学びましょう。
但し、本当に好きな人が出来た時は、駆け引きなど必要ないと感じることがあります。
相手を思いやり、どんなことに喜びを感じ、嫌な思いをするかさえ理解出来ていれば、前向きな恋愛ができるはずです。
つまり、
たくさんの人と付き合いたい。モテたい。と考える人と
ただ1人の人と長く付き合いたい。と考える人とでは、
そもそも目的が違うため、恋の駆け引きにおける考え方も変わります。
まとめ
恋の駆け引きは、恋愛を楽しむためにするものです。
目的によって考え方は変わります。
しかし、恋の駆け引きにこだわり過ぎて、自分を偽ってはいけません。
たとえ、一時的にモテることができたとしても、それでは本当に好きな人と
長く幸せな恋愛を楽しむことはできません。
自分には正直に、
そして、最終的には好きな人を笑顔にさせることを忘れないでください。
これが、上手な良い恋の駆け引きです。
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