ヤキモチなんて本当はやきたくない。
ヤキモチやくのは、苦しいし辛い・・・。
恋人を疑っているわけではない!でもヤキモチやいてしまう。
ヤキモチばっかりやいていると、恋人に重たく思われてしまう。
ヤキモチやかずに済む方法があったら知りたい。
自分がヤキモチやきだということを自覚しています。
そのうえで、ヤキモチをやいて辛い気持ちになったり、恋人と喧嘩になったり、嫌な思いしかありません。
(一部、ヤキモチをやくところが可愛いしヤキモチをやかれて嬉しいと思う人はいます。)
次に考えるのは、どうしたらヤキモチをやかずに済むか?
束縛して相手を思い通りにしますか?
いえ、違います。
そんな恋愛は長続きしません。
束縛については、相手の行動、外見、時間、お金、人間関係などを縛ることはできるかもしれません。
しかし、「気持ちそのもの」を束縛することはできません。
そんなことを続けても、いずれ恋人はあなたから去ってしまいます。
そもそもヤキモチをやかない人もいますが、ヤキモチやきの人がヤキモチをやかなくなるのは、その人への「好き」という気持ちが小さくなった時です。
感情豊かなヤキモチやきの人が、「上手に感情をコントロールしてヤキモチをやかずに済む」ということは難しいです。
残念ながらヤキモチを感情的に制御する方法は、おそらくありません。
これからもあなたはヤキモチをやくでしょう。
「ヤキモチ」という感情そのものを消し去ることはできません。
しかし、意識的に改善する方法はあります。
「ヤキモチ」を理解し、意識的に取り組むとこで、より良い恋人関係を目指しましょう。
ヤキモチのタイプとヤキモチをやく人の特徴
ヤキモチのタイプは、大きく分けると2つあります。
「恋人が他の人を好きにならないか?」「自分のことはもう好きじゃないんじゃないか?」という不安からくるヤキモチ
恋人に近づく他の異性に対する苛立ちや敵対心からくるヤキモチ
この2つです。
不安からくるヤキモチ
このタイプのヤキモチやきの人の特徴は、「自分に自信がない」、「過去の恋愛でトラウマがある」、「愛情で満たされた経験がない」などです。
自分に自信がない
「大丈夫です。あなたは恋人から愛されています。世界で1番愛し合っています。」
そもそも恋人関係にあるんですから、好きで付き合っています。
愛されているということに自信を持ちましょう。
「好き」、「大好き」、「愛してる」恋人からの愛情表現を思い出し、「愛されているから大丈夫」と自分におまじないをかけましょう。
何も悪いことは起こりません。
あなたが心配性で、不安がりなだけです。
「心配ごとの9割は起こらない」といいます。
大丈夫です。
特に明確な理由もなく、何となくいつも不安と思っている人は、大抵の場合、何も問題も起こりません。
相手は何とも思っていません。
あなたが不安がっていても、次に恋人と電話の1本でもする時、恋人は電話の向こうでいつも通り優しく話しかけてくれます。
不安なことは何も起こりません。
おまじないをかけても不安が解消されないなら、自分磨きに励みましょう。
例えば体を鍛えることで、頑張って〇キロ痩せた!!と自信に繋がります。
髪型を変えたり、おしゃれをすることで気分を変えて堂々と振舞えます。
根拠のない不安は、そうそう起こりません。大丈夫です。
自分磨きを頑張って魅力的な人を目指し自信を付けましょう。
過去の恋愛でトラウマがある
浮気された
恋人にはすでに特定の人がいた
DVやモラハラを受けた
よくわからない理由で別れた
一部の例にすぎませんが、本人にしかわからないようなすごく嫌な恋愛経験がある人がいるでしょう。
過去のトラウマや嫌な経験から、同じ思いをしたくないと考え、不安になるのは当然です。
しかし、あなたの過去の恋人と今の恋人は違う人です。
この人となら、新しい恋ができると思ったからまた恋愛しようと決めたのではないでしょうか?
それなら、まずは今の恋人を信じましょう。
傷つくのが怖い気持ちはわかります。
しかし、恋人を信用できずに、逆に恋人を傷つけてしまっては、もっと悲しいです。
あなたの辛かった経験を、できることなら恋人に話してみましょう。
恋人との信頼関係が深ければ深いほど、不安は解消されるはずです。
私なら大好きな恋人を信じます。
万一、恋人に裏切られるようなことがあったとしても恋人を信じます。
恋人が私を信じてくれているのに、私が信じることができずに悲しませたくないからです。
恋人を悲しませる可能性があるなら、自分が悲しい思いをする方がまだいいからです。
お互いがそんな風に思い合って、愛情を深めることが出来れば、悲しみは訪れません。
同じような辛い経験をすることは2度とないでしょう。
愛情で満たされた経験がない
子どもの頃の家庭環境において愛情不足で育ってしまったり、今までの恋愛経験で恋人と深い関係になれなかった場合などは不安を抱いてしまう可能性があります。
恋人があなたのことを本当に愛していても愛情表現が苦手な人もいます。
恋人関係が満たされるためには、「好き」という言葉以外にも大切なことはたくさんあります。
恋人はあなたのことで怒ったり、泣いたり、喜んだりしてくれますか?
あなたが嫌な思いをした時には、自分のことのように怒り、
あなたが泣いている時は慰め、一緒に泣いてくれる。
あなたが頑張って目標を達成できた時には、自分のことのように喜んでくれる。
そんな恋人なら絶対に手放してはいけません。
愛情がどんなものかがよくわからないままに過ごしてきたかもしれません。
愛情表現の仕方や受け取り方は人それぞれです。
不安がらずに、ゆっくりと2人の関係を深めていきましょう。
異性への苛立ちからくるヤキモチ
恋人に近づく異性への敵対心や苛立ちからヤキモチをやく人は、独占欲の強い人が多いです。
今までのヤキモチのタイプとは異なり、不安になるわけでも、自分に自信がないわけでも、相手の愛情に満たされてないわけでもありません。
「ただただ単純に、恋人が他の異性と関わるのが嫌で嫌で仕方ない。」というタイプのヤキモチやきです。
恋人にアプローチをかけてくる異性に敵対心を抱き、
恋人とただ普通に会話を楽しむ異性に苛立ち、
恋人を視界に入れる異性にさえ、嫌だなと思っています。
このタイプの人は、恋人のことが好きで好きで仕方ありません。
そして単純なようで永遠にヤキモチをやき続けます。
恋人といつも一緒にいたい。他の異性と過ごす時間があるなら自分が一緒にいたい。と思っています。
残念ながらヤキモチをやかずに済む方法は、おそらくないでしょう。
なぜなら、日常で生活するにあたって異性と関わらないようにすることはまず不可能だからです。
頭ではわかっています。
頭ではわかっているけど、またヤキモチをやいてしまう。
恋人は、特殊で大きすぎるあなたの愛情と、あなたがヤキモチやきであることにとっくに気づいています。
そのうえで、できるだけヤキモチをやかせないようにと思って行動してくれているのでしょう。
しかし次第にヤキモチが原因で喧嘩になります。
好きで好きで仕方ない恋人と、好きで好きで仕方ないから喧嘩になります。
恋人と過ごす楽しい時間も台無しです。
ここで紹介しますのは、感情的にヤキモチをやかない方法ではなく、意識的に恋人関係を良好にするための改善方法です。
苛立ちからのヤキモチを伝えるデメリット
あなたの恋人は、何も悪くありません。しいていうなら、恋人が他の異性が放っておかないくらいに魅力的すぎることくらいです。
あなたの恋人は美しすぎるのです。
あなたの恋人は魅力的すぎるのです。
あなたが愛した人だから当然でしょう。
ヤキモチをやいて、聞きたくもない話をされてもストレスに感じるだけです。
つまり、あなたのヤキモチが恋人を苦痛にさせています。
嘘をつく(言わないでおく)
あなたが異常なヤキモチやきであることに気づいた恋人は、こう考えるでしょう。
こんなこと言ったらまたヤキモチをやかせてしまう・・・
ネチネチ言われると疲れる・・・嘘をつこう(言わないでおこう)
例えば、会社で(異性の)同僚とこんな話をした・・・なんてことは普通の世間話です。
あなたは異性と話をしたという事実に苛立って、話の中身など入ってきません。
また、恋人は聞いてほしくて話をして、共感を得たいのに、違うところであなたが苛立ってしまっては、会話そのものがつまらなくなってしまいます。
それなら初めから話さないでおこう・・・と恋人はなってしまいます。
あなたはそれでいいですか?
ヤキモチをやきたくないから恋人の話を聞きたくないですか?
恋人のことが好きで好きで仕方ないあなたなら、恋人の話を聞きたいですよね。
今日という1日をどう過ごしていたか聞きたいですよね。
それなら、苛立たず、敵対せず、恋人が聞いてほしいと思っていることに集中して話を聞きましょう。
それが出来なければ、恋人はあなたに嘘をつくようになるでしょう。
喧嘩で2人の時間が台無し
ヤキモチからの苛立ちで、2人の空気を重くしてしまっては、恋人と過ごせる時間も台無しです。
ヤキモチやきの感情は簡単には変えれません。
ヤキモチをやいて嫌だなと思っても、とりあえず我慢しましょう。
恋人は悪いことをしたわけでも、あなたを裏切ったわけでもありません。
あなたがヤキモチやきなだけです。
ヤキモチをそのままダイレクトに感情的にぶつけては、2人の時間は台無しです。
しかし、我慢して、「大丈夫。平気平気。」と言い聞かせヤキモチをぶつけなければ、その後も恋人と楽しい時間が過ごせます。
どちらがいいですか?
ヤキモチを伝えて2人の時間を台無しにするか?
もしくは、ヤキモチは仕方ないと我慢し、2人の時間を楽しく過ごすか?
楽しく過ごす方がいいに決まってますよね。
ヤキモチやきの人がヤキモチをやかないようにするのは無理です。
無理なら、どうすればいいか?
ヤキモチをやくことのデメリットを理解し、意識的に改善しましょう。
いくらヤキモチをやいても何も変わりませんし、どうすることもできません。
しかし、あなたの考え方1つで、恋人との時間の過し方は大きく変わります。
苛立ちからのヤキモチを伝えないメリット
メリットは、デメリットのそのまま逆です。
2人の時間を楽しく有意義に過ごせることです。
恋人は、あなたの顔色をうかがったり、気を遣うことなく、話したいことを話してくれます。
そして、あなたはそれを聞くことが出来ます。
そのこと自体に喜びを感じましょう。
自分自身のヤキモチやきの感情を仕方のないことと受け止め、恋人との時間を楽しむことにシフトしましょう。
恋人との楽しい時間を失わずにすみます。
ヤキモチをやきたくないなら考え方を変える
ヤキモチをやくことは仕方のないことであり、時間の無駄です。
ヤキモチをやき続けるくらい、あなたの恋人は美しく、素敵で魅力的なのです。
そんな人が恋人でいてくれることに誇りを持ちましょう。
そんな恋人とあなたは付き合っています。
あなたはヤキモチをやく側の人間ではなく、やかせる側の人間です。
あなた以外にも、あなたの恋人を素敵な存在だと思っている人がいるのは当たり前です。
あなたの恋人に好意を持っている人からすれば、あなたはとんでもなくヤキモチをやかれています。
そんな恋人がいる。
あなたは幸せ過ぎるのです。
ヤキモチはいわば贅沢病です。
あなたの恋人は誰からも好まれている。
だから仕方ない。と考えましょう。
ヤキモチをありのまま表現することを控え、意識的に改善しましょう。
自己分析からの意識改善でヤキモチを軽減
どんな時にヤキモチをやいてしまうかを振り返っておくことで自分自身を知りましょう。
ヤキモチをやいてしまうことが想定できれば、その瞬間に感情的になることを控えることができるでしょう。
今までどんな時にヤキモチをやき、恋人に感情的になっては嫌な思いをさせてしまったか?
過去を振り返り、分析しましょう。
同僚と仲良く話す姿を見た時
異性とLINEしていた時
恋人が他の誰かを「かっこいい、素敵」といった時
自分との時間よりも他の異性との時間を優先していると思えた時
色々あると思いますが、基本的には日常の出来事です。
日常の出来事であれば、同じことがまた起こる可能性があります。
その時に、同じ態度をとってしまわないように想定し意識しましょう。
ヤキモチやきのカップルは2人で協力して乗り越える
あなたはヤキモチやきです。
いくらデメリットから学び意識的に改善しようと思っても、どうしても我慢できないことがあるかもしれません。
しかし、そんな時も感情的に恋人にぶつけてはいけません。
繰り返しますが、恋人は悪いことをしていません。
そもそも価値観が違うこともあります。
恋人にとって何でもないことがあなたにとってはすごく嫌なことである可能性もあります。逆もしかりです。
感情的ではなく、丁寧な言葉で話し合いましょう。
価値観や考え方の違いは、何もヤキモチに限ったことではありません。
2人の間で、話し合いが必要だと思うことは必ず放っておかずに話し合ってください。
話し合うことでお互いの理解を深め、より良い関係を築くことができます。
デメリットを学びヤキモチを改善する
いかがだったでしょうか?
私は、やはりヤキモチやきの人がヤキモチをやかないようにするのは、残念ながら無理だと思います。
ヤキモチをやかないことが無理なら、ヤキモチを態度に出すとどうなるか考えてください。
デメリットしかなかったですよね。
無駄でしかありません。感情では理解できないので、ここは頭で理解しましょう。
デメリットから学び、その後の恋人との時間を楽しく過ごせるように意識して取り組んでみてください。
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